- 2014-5-20
- ◆デジタル造形事業部, リバースエンジニアリング
デジタル造形事業部の設備!!
測定機(スキャナー)の紹介です。
リバースエンジニアリングで重要なのは
精度ある測定データが必要になります。
佐藤木型では、ATOS Compact Scan 5Mを導入しております。
小さいものはプラモデルの部品から大きなものは
車1/1スケール以上の物まで測定可能です。
大きいもの(自動車など)を測定する場合は、
測定機のみでは精度良く測定することが難しくなります。
弊社では大物を測定する場合
TRITOPという設備を併用して使います。
この設備は変形や距離計測を行う設備でATOSと一緒に使うことにより
精度を上げた測定が可能になります。
上記で紹介した測定機は、
精度が必要になる工業製品などに用いられます。
設備がかなり高額なため測定費が高額になります。
物により1/100などの精度がいらない場合やここまで費用が掛けられない場合に、
佐藤木型ではハンドスキャナーも導入しております。
もっと簡単に、何でも素早く3Dデータに 「Artec 3D スキャナ」は
ビデオカメラと同じような感覚で3次元の物体を撮影し、
とても簡単に3Dデジタルモデルを創り出すことができる
リアルタイム3Dカメラです。
1秒間に15ショットという高速連続撮影が可能なため、
製造業における3次元測定やCGアニメーション、
アミューズメント業界だけでなく、医療、建築、彫刻/美術、
スポーツ分野など、幅広い範囲で導入が進んでいます。
片手で持てるサイズと軽量性により、従来の計測手法や装置では
有機的な形状の物には手軽に測定できます。
今回は測定機を主に紹介しました。
次回はリバースエンジニアリングで使用するソフトを紹介いたします。