- 2015-7-13
- ◆デジタル造形事業部, リバースエンジニアリング
先週末から物凄い暑さになってきましたね。
熱中症にはくれぐれもお気を付け下さいませ。
私も若くはないので気をつけたいと思っております。
さて、先日紹介しましたソリッドデータですが
stl出力されたデータ(メッシュ)をソリッド化するには大きく分けて2通り
御座います。
ひとつはメッシュの形状に合わせてサーフェスを作成してくれる「自動面張り」
よく見て頂くとサーフェスの構成が細かく、Rも通っておりません。
今回はかなり簡潔に変換したのですが、形状が複雑な場合手で修正して
形状に合うようにエッジを増やしたり減らしたりしてサーフェスを作成できます。
有機的で複雑なデータの変換が可能です。
そしてもうひとつは一からサーフェスを作成していく方法があります。
リバースエンジニアリングの際はこの方法が主になります。
こちらは面の構成がシンプルでRも通っています。
自動面張りよりも時間も労力も必要ですが綺麗なデータになります。
弊社では基本的にはどんなものでも測定し、3Dデータ化できます!
年代物の成型品で金型が無い、図面が無い、木型の2番型が作りたい、
鋳物から木型を作りたい、文化財や手作りの物をデータ化したい、
型を手で修正したから型が図面やデータと違うなどなど
どんな内容でも是非一度ご相談ください。
もちろんリバースじゃなくてCADデータと成型品の公差を調べたいなど
検査やレポートもできますのでご相談ください。
加藤でした。