- 2015-7-6
- ◆デジタル造形事業部, リバースエンジニアリング
前回、測定データをFreeformを使用してきれいなデータに修正しました。
鋳物の場合、修正しなくても鋳肌がいい感じですよね。
でも今回はせっかくきれいに整えたのできれいなデータを作成します!
FreeFormではこの状態のことをクレイと呼びます。
知っている方も多いと思いますが、本物の粘土のように盛ったり
削ったりできます!
すごい!
すごすぎる!
で、気が済むまでいじってきれいになったら工業用のCADでも
操作できるように面データ(ソリッド)に変換します。
色が変わっただけじゃないかという声が聞こえてきそうですが、
大きく異なる重要な箇所があるんです!
急須の2か所ある開口部をご覧ください!
カドがでてます!ピン角です!
クレイの画像を見て頂くと一目瞭然ですよね。
角が丸いんです。簡単に言いますとクレイのデータはボクセルといって
丸い粒が集まって形を作っている状態なので角がでないんです。
本当に簡単で申し訳ありません。。。
次回は面データでも種類があるので、それについて書きたいと思います。
加藤でした。