鋳物用木型を製作!鋳物の収縮過程や芯取り・仕上げしろ・巾木について解説!
鋳物を製造していると、鋳物が収縮して小さくなることがあります。こちらでは、鋳物を製造する際に、どのような過程で収縮するのかについて解説していきます。また、芯取りや仕上げしろ、巾木の特徴をご紹介いたします。
凝固時・冷却時の収縮の過程について
鋳物は凝固時に収縮します。この収縮の過程は、3段階に分かれています。まず、金属が溶け出した状態で収縮をして、鋳込みした後に鋳型の中で凝固をする際に収縮します。その後、室温まで鋳物が冷却する際に収縮を行い、鋳物は固まるのです。
収縮率に関しては、金属による違いはほぼありません。しかし、凝固収縮率は種類によって異なるので注意しましょう。
鋳物の芯取り(中子)製作について
芯取りの方法は、主に2つの種類があります。
主型
主型は製品の本体となる形の木型です。芯取りが入る主型には巾木という芯取りを固定する場所を作ることもあります。また、主型は製品の形によって分割できるように製作するのが特徴的で、製品がうまく2つに割れないときでも利用することが可能です。
芯取り
芯取りは製品の中が中空の場合や、主型で表現をするのが難しい場所に使用されることが多いです。芯取りに砂を入れて固めることで、中空や薄い箇所を砂型に作り出すことが可能です。
有限会社佐藤木型製作所では鋳物用木型を製作しております。鋳物用木型をお探しの方は、ぜひ有限会社佐藤木型製作所にご相談ください。
鋳物製作における仕上げしろについて
鋳物製作において、仕上げしろは非常に重要です。仕上げしろとは、本来の寸法よりも少し大きくなっている部分のことです。寸法通りに作らないといけないのではと考える方もいるでしょう。しかし、鋳物製作においては仕上げという工程が必要になります。仕上げを行うと当然、鋳物の寸法は小さくなってしまいます。
つまり、仕上げしろを残しておくことによって鋳物をより上質な状態にするための仕上げが可能になるのです。
鋳物における巾木とは?役割と種類について
異物の内部の形は、芯取りによって造形された砂型を据付けて形作られます。しかし、外型の空隙部には、適合する形を持った模型部分が必要になります。これを巾木と呼びます。
巾木には横幅木や縦巾木といった種類があります。種類によってどのように取り付けることができるか、取り外しが自由かなどの違いがあります。鋳物に応じた巾木を使うことが重要なのです。
また、鋳物によっては芯取りが回転しやすかったり、中心距離が狂いやすかったりします。これらの問題を解決する際にも巾木は使われます。鋳物を製作する際には欠かせないアイテムといえるでしょう。
鋳物用木型の製作を行う業者をお探しの際は、ぜひ有限会社佐藤木型製作所にお任せください。
鋳物用の木型を製作したい方は有限会社佐藤木型製作所へ!
鋳物を作るのは非常に難しいです。しかし、細かい部品を製作し、時間をかけているからこそ寸法通りの鋳物を作ることが可能なのです。
鋳物用木型製作が可能な業者をお探しでしたら、有限会社佐藤木型製作所にご相談ください。手作業と機械作業との一体化を目指し、あらゆるニーズに応えられる製品作りに取り組んでおります。条件によって料金が異なりますので、料金が知りたい方にはお見積りをご提示いたします。
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会社名 |
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代表取締役 | 佐藤裕仁 |
住所 | 〒485-0081 愛知県小牧市大字横内 立野 680-1 |
TEL | (0568) 65-8871 |
FAX | (0568) 65-8872 |
URL | https://sato-kigata.com/ |
事業内容 |
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主な取引先 |
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取引銀行 | 愛知銀行 江南支店、岐阜信用金庫 東江南支店 |
創業 | 昭和45年 |
資本金 | 5000千円 |
社員数 | 30名 |