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鋳造用木型を作る際に必要な道具・鋳物の収縮について解説!加工・試作のご依頼なら

鋳造用木型を作る際には、どのような道具を使うのか、作る過程でどのようなことが起こるのか、興味を持つ方も多いのではないでしょうか。木型をオーダーする際には、木型を作る工程について知っておくとスムーズな依頼につながります。

そこで今回は、鋳造用木型を作る際の道具や鋳造の収縮に関して解説します。基本的な知識を身につけて、実際に木型をオーダーしましょう。

鋳造用木型を作る際に必要な道具「鋳物尺」

鋳造用木型を作る際に必要な道具とは?

鋳造用木型を作る際に必要な道具のひとつとして、鋳物尺が挙げられます。伸び尺と呼ぶケースもある道具ですが、一般的なものさしとは異なる道具です。

鋳造用木型を加工する際には、金属の収縮を考えなければなりません。鋳造では、溶かした金属を型に入れて製品を作りますが、金属の温度が低くなると製品は縮み、型よりも小さくなってしまうのです。

そのため、収縮することをふまえて若干大きなサイズの木型を作る必要があります。その際役立つのが鋳物尺です。鋳物尺には、伸びなし、1と8/1,000、1と10/1,000、1と12/1,000の3つの種類があります。

例えば伸び10として長さ100mmの金属製品を作りたい場合、10/1,000の鋳物尺を使用して木型を作ると、収縮する分を考慮した100.1mmの木型が作れるのです。製作のたびに計算をする手間がなく、正確かつスムーズに作成できます。

有限会社佐藤木型製作所は、鋳造用木型、三次元CAD/CAMデータ、NCデータ作成、3Dモデリング、3D模型製作などを請け負っている会社です。特に、試作で使用される鋳造用木型加工については、業界でナンバーワンを目指しております。鋳造用木型のご依頼は、ぜひ有限会社佐藤木型製作所へご相談ください。

鋳物の収縮について

鋳造用木型づくり50年の経験を持つ有限会社佐藤木型製作所が解説する鋳物の収縮について

溶けた金属を型に流し入れて冷やすと、金属が収縮してサイズが一回り小さくなります。

まず、液体を型に入れると表面に膜ができ、徐々に膜が厚くなり鋳型の外側から内側に向かって固まることが特徴です。徐々に固まる工程を液体収縮、凝固収縮と呼び、冷やされることで収縮することを固体収縮と呼びます。

どのように固まり、液体が収縮するのかを確認することは、鋳造を検討する際に非常に大切なポイントです。

鋳物が収縮する割合は、鉄鋳物が0.8~1%、アルミ鋳物が1~1.2%とされています。そのため、鋳物に合わせて収縮率を含めた型を作ることが重要です。

有限会社佐藤木型製作所では、試作品作りに欠かせない鋳造用木型の製作を承っております。木型は、製品を作る際の基礎ともいえるものです。鋳造用木型の製作を依頼できる業者をお探しの方は、経験と実績が豊富な有限会社佐藤木型製作所までご相談ください。

鋳造用木型をお求めなら50年の経験を持つ有限会社佐藤木型製作所へ!加工・試作のご依頼を承ります

鋳造用木型づくりの道具や鋳物収縮の仕組みについて知っておくと、依頼する製作所の担当者とコミュニケーションを取りやすくなることもあるでしょう。

有限会社佐藤木型製作所では、高品質な木型を製作するために、職人の手と3D設計を組み合わせて加工しております。高い技術を持つ木型職人によって、製作~加工まで経験と実績、ノウハウでお客様のご要望に沿った木型を作成することが可能です。

試作用の木型製作にも対応しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。50年の経験を活かして、ご要望に最適な方法をご提案いたします。

鋳造用木型のオーダーを検討している方に向けて、鋳造用木型を加工する際に必要な道具や鋳物の収縮について解説します!

会社名
有限会社 佐藤木型製作所
sato kigata seisakusho Co., Ltd
代表取締役 佐藤裕仁
住所 〒485-0081 愛知県小牧市大字横内 立野 680-1
TEL (0568) 65-8871
FAX (0568) 65-8872
URL https://sato-kigata.com/
事業内容
  • ・木型(諸機械など鋳造用木型)
  • ・三次元CAD/CAMデータ、NCデータ作成、3Dモデリング
  • ・自動車部品検査治具(検査ゲージ)、各種治具設計製作
  • ・デザインモデル、マスターモデル、樹脂加工モデル製作
  • ・モックアップモデル、ワーキングモデル、試作モデル製作
  • ・試作金型、小量産金型(ZAS金型、アルミ金型)設計製作
  • ・プラスチック試作品
  • ・試作品、試作部品
  • ・デジタル3Dコンテンツ
主な取引先
  • 砂型鋳造関連メーカー
  • 自動車、航空、工業製品、産業設備、住設備
  • アミューズメント関連メーカー 約50社
取引銀行 愛知銀行 江南支店、岐阜信用金庫 東江南支店
創業 昭和45年
資本金 5000千円
社員数 30名